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  • つばめの巣立ち つばめの巣立ち

     保険ショップセレクト大津店の軒下につばめが巣を作り始めたのは、5月下旬。
    つばめの夫婦が幾度もワラなどをせっせと運び、2日あまりで完成したのでした。それから10日あまり…(ちょうど私はMDRTで米国出張中で留守の間に)雛が2羽かえっていたのです。巣の下には、ちいさい殻がおちていたそうです。(うずらの卵の4分の1程度の大きさだそうです) それから毎日、成長を日々楽しみに過ごすようになりました。
    ちょうど私たちのデスクから見える場所に巣があり、眺めるだけで癒してくれました。
    でも人通りの多い場所ですし、店の前で、お客様に糞などの被害が出ては困ります。ということで巣の真下には張り紙を設置し、道行く方に注意を促しました。その張り紙を見てか、道行く方々が、軒下でつばめを眺めて行く風景もとてもたくさん、見ることができました。幼稚園のお子さんとお母さん、小学校帰りの子供たち、時には学校の先生と子供たち一緒に授業の一貫として。女子高校生のグループなど、皆さん、とてもかわいがってきてくださっていて、こちらまでうれしくなりました。

     雛たちも、黒くてちいさい、どこが眼だか、頭だかわからない風だったのに、いつのまにか産毛のような毛が頭にちょこん、そのうち毛がどんどん増えて、次第に声もだんだん大きくなり、親鳥が運ぶ餌を精一杯大きくあけた口でアピールしてキャッチして。ちょろちょろ巣から飛び出しそうになるので、落ちたりしないかとひやひやする場面があったり、雨の日には湿度のせいか毛がピタっと張り付いて、元気がないように見えて心配もしました。
    そんな2羽も今や、ほぼ親鳥と変わらない大きさにまでなりました。
    そして今日、1羽飛び立ったのです!!
    「えつ、1羽いない!!」
    「落ちてないよね~」(とあたりを確認。)
    「巣立ったんだ~」と思うと妙にさみしくなりました。
    「じゃ、あと1羽ももうすぐ行っちゃうのかな~」
    残る1羽もなんだか羽をバタバタさせて飛ぶ練習をしているように見えます。
    でも勇気がないのか、なかなかとびだせない様子。
    親鳥も何度も来るのですが、今までみたいに餌はやらずに、となりでチュンチュン。
    どうも「早く飛びなさい!」と会話している気がします。
    でもきっと怖がりで慎重な1羽なのでしょう。「まだ無理だよ~」っていう声が聞こえてきそうです。

    追伸:そんな話をしていたら、なんと巣立ったはずの1羽がひょっこり帰ってきました。
    2羽そろうのは、もう無いかもしれないと思い、急いで撮影いたしました。
    どうしても写真が暗くなってしまい、雛のかわいさが表現できないことが残念です!

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